インタビューを受ける機会がやってきた

いつもはインタビュアーなのです

今日は、ある中小企業診断士の先輩の著書へのご協力ということで、インタビューを受ける機会を得ました。そのくらいのことで、わざわざ何をブログにと思われるかもしれませんが、、、私は、かれこれ5年ほど毎月インタビュアーをつとめておりまして、現在のべ57名の独立中小企業診断士の方の人生について、好き勝手根ほり葉ほり聞いて記事にしているため、聞く方ばかりを異常に経験しています。

というわけで、聞かれる体験は貴重なので、ワクワクして受けさせていただきました。

※掲載しているのは、中小企業診断協会発行の協会員向けの「企業診断ニュース」という月刊誌ですので、記事が読める方は限られておりますが、一部の記事はこちらの「プロフェッショナル談」→http://www.pro-dan.net/ というネットメディアにも転載しておりますので、ご覧ください

「インタビューイ」初体験

いつも聞いてばかりなので、たまには聞かれる側も体験しておかないといけないなと思っていた矢先のお声掛けであり、大変ありがたく思い、お受けすることとしました。

実際、「聞かれる」と思うと、それなりに緊張することがわかりました。うまく答えたい、うまく答えないとインタビュアーに失礼になってしまうかも、という気持ちが緊張を生みます。そして、人間は話すのが好きとはよく言ったもので、最初に話していた言葉とは裏腹に、それならこっちも伝えたい、あっちも伝えたいとどんどん広がってしまいます。あぁでも時間も限られているし、どんどん次に行くけど、大丈夫かな、不安だな…と思うまま、最後の設問にまでたどり着き、なんとなく楽しいけどやや不安になるという気持ちになりました。(別にインタビュアーが悪いわけではありません)

なぜ、このことを書いたかと言うと、これまでの57名の多くの方がインタビュー後に言ったセリフがあるからです。

「あのぉ、こんな話で記事になるんですか?」

なるんですよ。安心してください!大丈夫ですから!

私にしてみると、毎月のことであり、このくらいの時間話して、このくらいのテイストなら字数でいうと何万、何千までいけるとおおよそわかるので、トピックが3つくらい立てられる感じができたら、もうほぼほぼOKという感触があるんです。

でもまぁ、受ける方は不安なんだな、、、と今回よくわかりました。私もそう思いましたから。

で、ドラフト原稿の提出をすると、これまた多くの方が言うセリフ・・・

「つたない話をここまでまとめて頂いてありがとうございます。驚きました」

いやいや、全部アナタが話したことですよ。私は切って貼ってくらいしかしておりませぬ。

でも、話したその後は、不安なんですよね。会話のリズム、空気に乗っかって言葉が繰り出されているので、思ってもみない言葉が出たりもしますし。

その気持ちの変化がわかったのは、大きい収穫でした。

相手が「ウーーーン」と考えてる質問は、いい質問

実際、自分もインタビュアーをつとめていて、そう思っています。

相手が唸っているときは、「なんか、いいの出るゾ」と期待しますし、いい言葉が出てくる確率大です。

でも、今回もそうだった気がします。(今回のインタビュアーにとってそうだったかは別ですが)

私の言葉に深掘りをし、「それはどういう意味ですか?」と聞かれたときはドキっとしたのですが、自分から出た言葉に、自分の大切にしたいことを再確認したように思います。

棚卸というか、PDCAのC強化年

たまに、インタビューを受けられた方が「自分の棚卸になりました」と言ってくださるのですが、私自身今回のインタビューが棚卸のきっかけになるんじゃないかなと思っています。

独立してからというもの、それなりになんとかなって、そこそこ仕事があるので、そのまま成り行きで来ましたが、それではやはりいけないよねというのは、今年春くらいから課題として認識していた点。

細かい数値管理は大好きなので、売上管理や部門管理、1年の中で売上がどうやって伸びていくかをグラフにしたりというのは、独立当初からやっていたのですが、それだけでは売上管理にしかすぎない。事業としての方向性は見いだせてないし、何より作業効率が悪いことも問題だと感じ、ライフログや経歴書の整理、このブログもそうなんですが、色々チャレンジしての棚卸強化年なわけです。

目的やゴールを決めての棚卸というのがベストではありますが、私の場合は、それすら見つけるために、周囲から背中を押されての棚卸、なんだと思います。

今回のインタビューもそうですし、知り合いからは「事務所案内作ったら?いい整理になるよ、これもまた」なんて勧められたり、とある編集長から「そろそろ平井さんのこと書きましょう」と言われたり、極め付けは、ほんのさっき友人からもらったメッセージ↓↓

どうにかなるから、反省、計画というPDCAが回らないw

げ!バレてる!!そんな話、してなかったのに・・・汗

来年はちゃんと「振り返り」のできる人間になれるよう、仕組み化に励みたいと思います。

いい機会をありがとうございました。

書籍完成の際は、宣伝いたします。

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