正解を追い求めるな、楽しみながら最適解を探せ
研修の受講者が「質問いいですか?仕事じゃなく、僕がバレーボールのコーチしてる高校生の話なんですけど・・」と話し出す。
「研修聞きながら、今の教え子たちは自己肯定感が低いんだとわかったんですよ。指示をすると正確にプレーしようとして、余計に力入ってボールが思うところにいかなくてね。コーチに言われた正解を追い求め過ぎてる気がします」
勝つためには、そのプレーが必要だから練習してるんだろうけど。。。
平 井「てか、その高校生、バレーボール楽しそうにやってる?」
受講者「あー、言われてみると楽しそうではないですね」
平 井「高校生の部活って、小中学生の頃と違って、急に楽しくなくなるような気がするのよね。小さい頃はボール追いかけて楽しかったのに、急に勝ちに対してリアルさが増したり、余計な知識が入ってきたり。。。」
受講者「ボール回しの正確さより、楽しんでやれないと、どうにもなりませんよね、うち全国とか目指してるわけじゃないんで。。」
と。
練習が作業になっちゃうと、成長しない。で、楽しくないから、練習が作業になっちゃう。という悪循環。そのくせ、上手くなりたいから、正解を追い求めてしまう。
おおよその最適解を必死に探すしかないよ。
その前に、何より楽しめないと、上手くならない。
もしかしたら、仕事もそうかもしれませんね。
仕事を楽しむためには、仕事を自分ごとにしないといけないけど、そこまで棚卸しも覚悟も出来てないから、作業になってしまうという。
もったいない。人生は一度きり。