尖ってる人材を活かす
ワタシは尖ってる人たちが好きだ
いつになく「尖ってる若手」がいる組織での研修。
率直な感想は、
「なかなかやるな!こりゃ未来が楽しみ」
と、ニヤニヤしちゃいました。
今回ワタシが見た尖ってる人たちとは、
目標遂行意欲が強く、人とぶつかるのを恐れない人
周囲に埋もれない人
ひねくれているわけではない。
自分の軸をもって周囲と対峙し、物事を進めるタイプのこと。
ワタシは、このタイプが大好物。
埋もれるのは簡単なのに、埋もれずに信念をもって進む姿に、心の中で「がんばれ!」と言ってしまう。
優秀な組織ほど、管理職にも「尖った人」が面白いほどいる。とくに地方自治体はそう。だからこそ、年次が進むうちに変に丸くなったり、妥協した人生を歩んで欲しくない。
さて、上司は?
若手に尖った人がいるとき、うまく育成できる上司がいるのか!?
出る杭を出っぱったまま運ぶには2パターン
面倒なので任せて放置
上司と部下がじっくり対話し、人間関係を構築して歩みよりながら仕事を進める
1は、ある程度まではいいが、そのうち部下が組織に嫌気がさす。自分の力をうまく活用してくれる組織へ移っていく。ようは上司や組織に失望して辞めちゃう。
だから、できるだけ2を目指してほしい。
ときにお互いの間でぶつかることもあるだろうが、しっかり部下に向き合う。面倒だからと自分の考えを押し付けない。望むのは、相手の説得ではない。白黒つけるのではなく、お互いの考え方の擦り合わせ。「あの上司が言うんだから仕方ないよね」くらいの納得感でよい。尖ってる人材は、腐らなければどこかでまたチャンスがある。
こうやって人を動かせないと、有能で尖った部下をうまく使える上司にはなれない。
だからこそ、研修終わった後
「上司次第ですね」と担当に言った。
担当も納得!
研修の最後にたっぷり余計なこと伝えて帰って来た。
色んな人がいていい
なぜ、この尖ったタイプだけを取り上げたかというと、希少品種だから。
組織は、色んなタイプな人がいた方がいい。似たようなのばっかり集まってる組織にイノベーションは起きにくい。みんなが様々な観点から議論して、互いの考え方を受け止めながら、前に進むことが大事。とくに最近は時代の流れは早い。そぐわないものや自分より有能な人を排除ばかりしては、途端取り残される。気付いてから取り戻すのは、時間と体力がかかるから、今のうちに!
と、ワタシは声を大にして言いたい。
というわけで、具体的な指導法なんかは、またどこかの機会で紹介します。
みんな、きばれぃ、チェスト!