変わるとき・変えるとき
変えたい人
今までのキャリアをなげうって、とある企業に入り込んで変革を請け負おうとしている方とランチ。
もうすでに企業の現状は理解しており、これからロードマップを書いて、まさに「やるぞ」とスタートラインに立つ準備をしようとしているところ。
もちろん、これからの大変さはわかっているが、ワクワク感もあり、それが先方企業の希望のように見えて、私もワクワクしました。(私はまだ訪問したことない企業さんなのだが)
この手の話の場合、組織や人、ルールに課題があるこが多く、昔からのしがらみや足を引っ張る変な魔物がいなければ、スルっと変わる気がします。といっても機運が生まれるまでに最低半年はかかるのが通常。
理想をいえば、会社の中に「変わりたい」「変わった方がいいだろなぁ」「ダチョウ倶楽部のように自分がやらされるのはイヤなんだけど、何か変わるなら手を挙げてみたいな」程度に思ってる人がいると、外部の支援者とタッグを組めるのでいいのですが、そうでない場合もあるでしょうから、従業員の意識を概ね把握することは大事そう。
やるならやらねば
でも、従業員意識調査(モラールサーベイ)は注意が必要。
この調査は、やったはいいけど、従業員に返すアウトプットが少ない。
従業員満足度が高い企業は、今さら意識を知ろうとはしないわけで、なんらか課題感があっての調査になるわけで、調査結果は公表しにくいことも多く、経営陣や人事担当が現状を把握して終わる・・・
その結果、「で、あの調査はなんだったの?」とか「今回も、やるやる詐欺かよ」とか「なんか変えてくれるのかと思ったけど、何も動きないね」・・・と有言不実行を重ねて、せっかくの機会を従業員の不満を増幅するだけに終わるなんてことも。
というわけで、「やるならやらねば」なわけで、
そんな壮大なことしなくてもいいので、調査の結果も踏まえて、
・何かのプロジェクトチームを作る
・新しい施策を考えて実行する
・イベント設ける
などなど、何か「変えていくぞ」という動きを社内で見せるといいと思います。
やるやる言ってやらない理由を、従業員のせいにする。
これ、一番最悪だから。
経営って大変です、ほんと、持久力と瞬発力のバランスがよくないとできません。
でも、頑張っている経営者・従業員をわたしは応援します。いつでも伴走しますし、背中も押しますよ♡