ホウレンソウの問題なのか責任感の問題なのか
よく「ポカ」をする人がいます
「そいつ、上司からはちゃんとホウレンソウしろって言われてんすよねー」
まぁそりゃそうだろう。仕事は1人でやってるわけじゃないし、経験浅いうちは情報の重要性もわからないから、ちゃんとホウレンソウ(報告・連絡・相談)しなかったら、周りに迷惑をかける。
情報共有しなかったために、同じ作業を他の人もやってた(二度手間)とか、お客様に不適切な説明をしてしまったとか、問題の波及は社内外問わずである。
それってホントにホウレンソウの問題なの?
って、話してた人に聞いたら
「いやぁそういうテクニックの問題じゃないと思うんですよ、アイツの場合」と言う。
「責任感の問題かもしれないよ」とワタシが言うと、「あーーーー、あいつ責任感低いんですよ。しかも、なんだかんだ周りが助けちゃうから、余計意識が低くて。。。どこかで痛い目みないとわからないんすかねー」とのこと。
やっぱり!!
この題材を取り上げようと思った理由は、この話がよくあることだから。
とくに人事評価の能力評価で「報告・連絡」の物足りなさと取るのか「責任感」の低さと取るのかで、意見が分かれる。
指摘して出来るようなホウレンソウは、「ポカ」ではなく、やり方のまずさの問題だろう。スムーズな連絡や情報の取捨選択の仕方など。忘れちゃう、そもそもやらないなどの行動は、「責任感」の問題の可能性が高い。(こっちはテクニックではなくマインドの問題なので厄介なんだけど。気付けば行動変えられる可能性は高い)
でも、こう説明すると納得する方は多い。
じゃ、どうする
先の方、自分の仕事の重みを実感していないのだろう。しかも、自分が安全安心なフカフカベッドの上でヌクヌクしてることにも気付いていない。
若いときなんてそんなもんかもしれないしね。でも、その一言で済ましてはいかん。
というわけで、この手の人には、事実にもとづいて丁寧に何がマズイのか伝えることが必要だと思う。
ホウレンソウやれ、記録をとれ、何を書け、何を言え・・・ではなく、
それをやらなかった(やった)ことによって、どんな悪影響がもたらされて、どうなったかを事実にもとづいて伝える。
抽象的な説明は本人に響かない。むしろ、「上司は細かいことうるせぇなー」になるだけかもしれない。
というわけで、しつこいようですが、具体的に!
まずは、ここからトライしてみてください!