時代の変化による組織や働き方の変化

活力ある職場づくり研修

2020/7/31[金]・・・本来であれば「ねぶた祭り」前夜祭の日ですが、こんなテーマを引っ提げて某地で公務員向け研修を実施してきました。

こんな時期ですが、開催を決断された方々や参加者の皆様に感謝いたします。

中止や延期にするのは簡単ですが、実施しないことで、改革や成長の流れを止めてしまうことも一方でリスクです。それを理解した上で参加される方の集中力は、とても高く、その学びたいという意欲と空気に押されて、ノリノリでお話してしまいました。

アンケートも好評でした!

以下、アンケートの結果です。

  • 聞き入ってしまった(先生が面白かった)

  • 終日研修が苦じゃなかった

  • 知らなかったことを知れた

  • 総務や人事担当以外も必聴

  • 「アサーティブ」が耳から離れない

  • 住民サービス向上に繋げたい

  • 部下を持ち始める主査級〜中間管理職あたりに聴かせたい 等々

少しでもお役に立てたのなら、嬉しい限りです。

研修は、参加している人の10%くらいに火を点けられたら満足と思うようにしていますが、今回はみなさんの意欲のおかげで、ずいぶん火が点けられたかもしれませんね。

時代の変化による組織や働き方の変化

2012年に発売されて、話題になった「ワーク・シフト」。

急激な社会変化に伴い、この本で言われていることを見直す良い機会になりました。

昨日の「活力ある職場づくり研修」でも、時代の変化を捉えるためにご紹介をさせていただきました。

「2025年を幸せに生きるために」とあるが(あと5年!)、コロナによる変化で働き方対応を余儀なくされ、色んなパターンの働き方を経験した人も多いでしょう。やってみないとわからないこともたくさんあるし、これを前向きに捉えて変化に対応していく組織は強いと思います。

昨日の研修でも、

昨日の研修でも、そのことはしっかりお話したつもり。

自分の意見をしっかり持って、打ち出して、議論して、すり合わせていくことができなければ、変化の時代は対応できないと思うからです。上司や組織に文句だけ言っているような職員ばかりを生むような組織は、衰退していくでしょう。

「部長は嫌がると思うんですよね」・・・こういう顔色を窺う表現をするのは、雑談レベルでは構わないのが、正直聞いていてムっとします。嫌われるようなことをしているわけではないのだから、きちんと自分の意見はぶつけるべきなのに、勝手に忖度して、勝手に迎合して、つまらぬ結果に流れるように持っていく部下たち・・・。たぶんね、その部長もちゃんと話したらわかってくれると思うんだけどね・・・なぁんて、話を聞いていて思うが、それでも、意見をぶつけられないのは、上図にあるように、自分の価値観に沿って行動することに慣れていない(自信がない)、からでしょう。

意見が異なることが怖いし、それが「悪」だと思っている人が多いですね。なので、昨日の研修でも「そもそも意見なんて合わない」って前提で話をしてみた方がいいですよとお話をさせてもらった。そして、意見が合わないことにムカっときたら「まぁ、あの人はあぁいう芸風なんだな」って思うくらいのがよいと。。。このくらいの楽観性を持ってないと、ストレスにしかなりませんし、議論と対話ができるようになりませんからね。

そして、議論と対話については、ブログでも何度も話しているかもしれないが、これができるようにならないと、本当の意味で「ダイバーシティ&インクルージョン」を実現するのは難しいと思うのです。

年齢、性別、国籍、障がいの有無などを、どのように捉えるかは人それぞれ。

でも、その捉え方を話し合うことがお互いの価値観を広げ、歩み寄り、良い組織になる一歩なんじゃないかと思うのです。

研修のみならず、コンサルティングを含めて、少しでも私の思いや考えをお伝えできるのはありがたいこと。そして、その結果、いつか漢方薬のようにジワっと効いてグっと飛躍する組織が生まれたら、それは私の本望です。

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