言える・拾う・整理する
成果を創出する組織のメンバーが持ってる力
これは、私が今日思い付いて書いたメモ。
やり抜く力は、たしか経済産業省の「社会人基礎力」でも言われている力です。何をやるにしても、とにかく最後1分1秒まで、なんとかやろうとする力は大事。
変だと思ったら、恐れずに言う力も必要。この手の力は、ミスを未然に防ぐだけでなく、よりよい成果ももたらす。
空気は読まなくていいが、周囲に配慮することは大事。これは配慮であって遠慮ではない。相手や仲間の心情には配慮しよう。
せっかく変だと気付いたのに、意見を引っ込める人がいる。これはいかん。徹底的にロジカルであり、それを証明するための確認検証を繰り返してほしい。
いい意見が出てるのに、チームの成果がいまいち
研修やセミナーのワークでよく見る光景がこれ。
このチームで何が起きてるのか、観察すると、いい意見をメンバーがスルーしているのだ。とにかく拾え、一度は拾え!二遊間の球を、ショートもセカンドもボケーっとセンターまで転がる球見てんな!お前ら二人で拾えー!という感じです。
人間は、どうしても自分の枠組みや価値観で物事を捉えてるので、異質な意見や自分の知識経験から離れた話だと、頭がシャットダウンしてしまう。でも、そこを一度「ふむ」と受け止める。見送りそうになった球に、少し手を伸ばす。ここが大事な気がする。
また、拾った球が手に余るなら、投げた人に返したり、整理するのが上手な人にうまく引き渡すことも大事。これをグルグル議論の中で回せると、確認検証も早くなるし、成果のレベルも格段に上がる。
言える力・拾う力・整理する力
だから、この3つが大事なんじゃないかと思ったのです。
そして、得手不得手はあるにせよ、この役割を人に固定するのではなく、必要に応じて役割を越えて担うことが大事。
だから、役割を自分で見つけ、役割を越えてほしい。
セカンドはここまで、ショートはここまでじゃなくて、必要だと思ったら飛び付くのと同じだと思う。
そんな素敵な組織がたくさん増えてほしいと思うし、そんな組織が生まれるお手伝いをしていきたいと思う。