声って大事
ヨガで気持ちよく動けるとき
相変わらずヨガネタですが、さすがに2年半も通ってると色々気付きがあってですね。
最近思うのが、「この先生上手だな」と思う人は、声がイイんですよね。
内容が心にスーっと入ってきて、気持ちが前向きになる。そして、盛り上げる場面と落ち着かせる場面の抑揚がしっかりしてる。
イイ声とは何か(私見)
声が明るい
伝えたいという思いがある
抑揚がある
まずは、ちゃんと何言ってるかわかることは大前提として、、、掠れたり、くぐもったりしていると、このかすれ具合が気になって、集中力を削がれることが多い。(お笑いの方であれば、これも芸と特徴でよいが、人前で物事を正しく伝えたり、相手の気持ちを動かしたい人には不利な気がします)
ヨガの先生も、新米で棒読みだと、スムーズにポーズが取りにくいです。先生も規定演技をこなすだけいっぱいいっぱいなのでしょうが、この状態だと受講生は波に乗れないし。集中できない。
別にうまく喋れと言ってるわけじゃないんです。心から喋ってほしいんです。
自分でも腹落ちしてないことを伝えるときって心こもってなくて、なんだかよく伝わらないこと。
要するに「メリハリ」です。一本調子は単調で聞き手が飽きちゃいます。
声のスピードを変える、間合い(軽い沈黙)を入れる、大きさを変える。全部は難しくても、ここは伝えたいという場面だけはスピードを緩めるだけでも効果あります。
なんでこんな話をするかと言うと
それは、ワタシ自身、声の持つ力を感じてるから。
ヨガでも講演でもそうなんだが、人に何かを伝えるのが上手な方は、とにかく声がいい。ワタシの知ってる講師陣や経営者も声がいい人が多い。ジャパネットの高田明氏も声のトーンが明るくていい。あの方は歌も大変上手だ。
これは自慢だが(と、前置きするのも変だが)、
ワタシは、とにかくどこで研修しても、アンケートに「声がよくて、頭に入りやすい」と書いてもらえるんです。異常なまでに書かれます。。。最近まで「他に書くことがないのか」「内容がいまいちだから声に着目されるのか」と思ったが、さすがに6年もこの仕事してると、そーゆーことでもなさそうだと気付くようになった。
担当者からも声について褒められますし、さらには、「気持ちが前向きになります」と言われることが増えたからだ。
そして、声(話し方)だけでこんなにアドバンテージ取れるって、ラッキーだし、それで伝えたいことが伝わるってステキとちゃんと気付くことができるようになりました。
何をすればよいか
ワタシ自身、どこかで話し方をならったことはありませんが、心掛けてることはいくつかあります。
腹式呼吸
肩甲骨を柔らかくして呼吸を入れる
メリハリ
ワタシ自身が楽しい気持ちで
喉で喋らず、腹で喋る。口呼吸より鼻呼吸。これが出来ると声に力が入ります。
ヨガ始める前のワタシは、季節の変わり目に喉をよく壊してましたが、腹式呼吸意識出来るようになったら壊さなくなりました。
息が詰まったり、声が通らないとき、猫背になってることが多いからです。新鮮な酸素を取り入れて、アタマがクリアになる!
前述の通りではありますが、メリハリ大事。ワタシの場合、早口なので特に間合いを入れるようにしてます。(早いのそのもの直せないから、間合いで調整するようにしてる)
気持ちが暗いと声がトーンが暗くなります。といっても、ワタシは最初から明るく飛ばすタイプでもないので、最初は笑顔で、気分が乗ってきたら拙くてもいいから気持ちが乗るままに話します。(あ、もちろん規定演技と時間は守りますよ)
余談
思いっきり歌を歌うのもいい練習だと思います。
とか書くと、「お前がカラオケ好きだからだろーー!」と多方面からのツッコミがありそうですが(笑)
腹から声出すとか、抑揚とか、歌には全部詰まってる気がする。
この点は、家で歌ばっかり歌っていた父親に感謝したい。幼いワタシは、テレビの前で、細川たかしの「北酒場」、八神純子の「パープルタウン」、鳥羽一郎の「兄弟船」、岩崎宏美の「聖母たちのララバイ」を熱唱してたらしい。本人はうっすらしか記憶ないけど。。。
歌はうまくならなかったが、これぞ英才教育!今の仕事にプラスだからヨシ!