人の話は聞いておけ

起業に向かない人ってどんな人ですか?

という話を中小企業診断士仲間としていたときのこと。「向かないのは、あえて言うなら、人の話しを聞かない人かなぁ」と、私はとっても納得。

人の話を聞かずに起業して突っ走ってもいいのですが、商売が辛くなってきたときに「人の話を聞かない」ということが裏目に出ることが多いように思います。別に、人の言うことに全て納得せよという意味では当然ありません。一旦受けとめるくらいのことはしましょうね、という意味です。

商売が難しくなってきたり、トラブルが増えてくると、人の話を聞かない方は、意固地になって閉じこもる傾向にあります。そして、自分の考えが正しいのだから、お前の話は間違っていると決めつける。そして、周りから大事な人がいなくなる。。。こんな悪循環、友人関係でも見たことある方いらっしゃるんじゃないでしょうかね。プライドの高い方でこの傾向に陥る方もいますね。

で、この殻に閉じこもる現象を防ぐのに、人との関わりって大事なんですよ。

できるだけ、同じコミュニティに偏りすぎず、適度に幅広く。

別に変な?団体に所属しなくていいですから、自分に合いそうな良いお友だちを見つける程度に。

困ったときに、効くクスリになりますし、病気予防にもなるかも。

人の話を聞くことの効果

私は、中小企業診断士の会員向け月刊誌でインタビュアーを丸4年担当してており、今日までに56名の独立した中小企業診断士をインタビューしてきました。その中で、人の話を聞くということの効果をとても感じています。

このインタビューの仕事は、独立して半年ほどで舞い込んだ仕事であり、最初は自分も独立したてで意気込んでいたように思います(内容も力が入っていたかも…)。その頃お世話になった先輩方は、私の仕事全般に対してあーした方がいい、こーした方がいいと色んなアドバイスをくれましたし、そのおかげで様々な仕事を頂くことができました。最初のうちは、そのアドバイスが最も正しく、あるべき姿なんじゃないかと感じていたけれど、インタビューの仕事をして色んな方の話を聞くと、”収入の量も働き方も、それこそ価値観も(←当たりまえですが)人それぞれでいい” と強く思うようになりました。

会社という場を離れて、独立して自分の力で商売をしているのだから、それぞれの「ありたい姿」に近づけられればそれでいいわけで、それを「たくさん稼ぐことだけが正」とか「あの仕事はするもんじゃない」とか勝手に自分の価値観を押し付ける人たちがいるんですよね。

自分の辿ってきた道が正しいと、人間は思いがちです。だから「最近の若い者は…」という言葉をよく聞くわけで…。だからこそ、謙虚にアドバイスしなきゃいけないんでしょうね。「みんな違ってそれでいい、ちなみに、参考になるかわからないけど、私のときはこうだったよ」と。

私は幸い、インタビューという仕事から、考え方を広げることができました。毎月自動的に色んな人と会う機会があるというのは、本当にありがたいです。自分が困っていることやその時々の課題感などを議題にして投げかけてみると、思わぬ回答を得ることもしばしば。全て納得はいかなくても、「ああ、そういう考え方もあるよな」と一旦受けとめることで、考えが凝り固まらなくなりますから。

そして、あぁ、もっと自分らしく働いていいんだな・・・と、気づきましたよ。

自己開示できるようになってから

音声起こしを依頼してる方から「平井さんは、自己開示してからの相手の情報共有の引き出し方がいい」と言われたのですが、正直なーーんにも考えずにやっておりました。

でも、自分のことを話すと、相手からそれ以上の情報がかえってきます。その後の会話の面白さたるや、原稿にならないことも多々!!

それがインタビューの醍醐味かもしれませんねぇ。

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