インタビューを続けて

70人目のインタビューをしてきました

独立している中小企業診断士をインタビューする仕事(中小企業診断協会会員月刊誌掲載)、6年目完了まであと2人。なんとも1年は早い。

「やりたい」とも「やらせろ」とも言ってないが、「企画が変わるからインタビュアーやってみない?」と言われ、やってみたら「やめろ」と言われないので続けている。今では、むしろ「やめろ」と言われるのが嫌なので、「徹子の部屋くらい頑張ります」とか「私の座を奪わないでください」とか牽制球ばかりを投げている私。要するに、続けていたら面白くなった、ということです。

で、なんでまたこの題材でブログを書こうと思ったかと言うと、先日「取材の学校」の中の方にインタビューをしたところ、

いつものランチの雑談の続きみたいな感じで好き勝手に話しただけで、よくあれで原稿作成できるなぁ〜とインタビュアの平井さんの達人技に感心しきり。私が事務局長を務める某学校では推奨できないスキルです(笑)

と、褒められてるんだかディスられてるんだかわからない、ありがたいコメントを頂いたので(いや、嬉しかったですよ、ホントに)、「そうか!私のは独自技だったのか!」と気付き、まぁ全く参考にならないと思うが、私がインタビューにどんなことを感じているのか、少し書こうと思ったのが理由です。

冷静に考えてみると、インタビューを受けた方の多く(おそらく9割!?)は、終わった後に「え?本当に記事になるんですか?」と言ってやや不安そうな顔をされます。まぁ、たしかになんとなく楽しい雑談インタビューになるので、無理もありません。。。

ちなみに、同誌と同様ではないが、一部コチラに転載しているので、興味のある方は以下のサイトをご覧ください。

プロフェッショナル談:https://www.pro-dan.net/page_all88.html

インタビューの面白さ

こんなこと書くと取材した相手に怒られそうだが・・・

  • 人の人生を根掘り葉掘り聞ける

  • 込み入ったことを聞くので、仲良くなれる

  • 同じ中小企業診断士どうし、情報交換ができる(知らないことを知れる)

  • 自分が悩んでいることを相手にぶつけて、その人の考えを聞ける

と、書いてみたら、自分のメリットばっかだった。。。といっても、これをメリットに感じるようになったのは、2年前くらいから。それまでは、”なんとなく”取材をしていたように思う。

結局のところ、「相手が気持ちよく話す」、「その人らしさを浮き彫りにする」この2つを実現するためには、自分が楽しいのが一番だと気付いたからです。

インタビューの時間・意識していること

5,000字前後の記事に仕上げるだけであれば、40分くらいの時間があれば、本当は完結します。でも、相手は有名人ではなく普通の方ですから、事前に知ることのできる材料も限られており、色々と話していると、平均1時間30分程度はかかります。

構成は最低限「過去・現在・未来」なので「会社員生活」「診断士としての独立」「独立後の世界」「将来展望」をある程度おさえること。また、「人生のターニングポイント」が何に当たるのかを聞けること。そして、「その人らしさ」「その人の魅力」は何かを私なりに見いだせることである。問題は、「その人らしさ」や「魅力」というものが、最初の40分ではなかなか出てきにくい。

そこで投入するのが、「自己開示」です。

「自己開示」とは、単純に自分の話をすることです。「私はこの件に関して、○○って考えているんですよ」と、とにかく自分の考えを相手にぶつける。そうすると相手が「あぁ、私もね・・・」と自分の価値観や考えを話す。なんとなく腹を割って話す雰囲気がここで出てくることが多いです。(あぁ、もちろん出ないときもあるんですが・・・笑)

そこで、盛り上がり始めると「あぁこの人の良さは、いい意味での頑固さなんだ」とか「フットワークの軽さが魅力」とか「真面目さと真っ直ぐさが魅力」とか気付きが出てきます。この気付きも敢えてご本人にぶつけてみるのも、私のやり方です。ここで話しが広がる場合もあれば、照れくさそうにされて終わることもありますけどね。

でも、多くの場合、場はかなり盛り上がります。笑

人間誰しも、よく見せようとしたいでしょうが、本当の美しさや魅力は、自然なその人らしさにあるように思います。

もしかしたら、うまく噛み合ってないこともあるかもしれないけど。でも、たぶん、6年間「やめろ」って言われてないから、きっと、うまくできてるんだと思う。

ちなみに、楽しく話してもらう分、話の流れと原稿の流れは一致しません。ちゃんとした構成は音声起こしから戻ってきた後にきちんとやりますよ。

だって、そのまま書いてたら、クビになっちゃうもの。笑

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

前の記事

札幌で地震に遭遇して

次の記事

OJT指導者育成のニーズ